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  • 執筆者の写真郷坪玲子

セックスと心の扉

とっても大きな出来事がありました。う〜ん。こんな記事を書くことになるなんて。


でもすごく大事な鍵があったので、書いておくことにします。


昨日、ひょんなところからさとしくんと口論になった時に、


「玲子ちゃんはセックスがしたいと思ってる。」

「お前のセックスは、「消費」のセックスなんだよ。」


と言葉がやってきました。 


なんかね、もうイナズマというか、すごい勢いで真っ二つに剣で引き裂かれたような。


こんなに傷ついたことあるか??ってくらい、ショックだった。


消費のセックスで子どもうみますか? そんなとこじゃないよ。

悲しくて、悔しかった。



尋常じゃないくらい涙がいっぱい出てきて、自分でもどうしようもなくて。


さとしくんは、また憑依か何かと思ったらしく、背中に勢いよく塩を塗りたぐってきたのだけど、


「憑依じゃない!すごい傷ついたから泣いてるだけだ!」って拒否した。


背中がヒリヒリするから、シャワーを浴びに行くんだけど、涙がどこまでも止まらない。



落ち着け〜落ち着け〜 なんて頭で思うのだけど、


もう身体の深いところからとめどなく涙が嗚咽がこみ上げてきて止められない。


どれくらいだろう。1時間くらいはとにかく泣き腫らして、やっと深呼吸しながら収めることができた。



こんなに体の奥から怒涛にこみ上げてくるのは、人生何度もない。


ここまで絞り出すか!まで出し切ったら、みょうにスッキリして、光がたくさん降り注いできた。


「もう許します。もう許します。あなたはよくやりました。」って声がしてきた。



なんでこんなに傷ついたかって? 

自分が、自分の命に嘘をついていたから。


私は、まぐわいをするなら、瞑想的なものがもともと好きだし、ハートの深いところで繋がりを感じる関係を望んでる。ハグだけの方が、エネルギー的にも繊細なままで、身体はそれだけでも十分満足してる。



三次元的な、ポルノ的なセックスは、望んでいない。摩擦を望んでない。

表面的で深いところまでたどり着けない。



でも、なんだかんだで流されて、それを受け容れてることが多かった。

(求めてるものが、結構理解されない感覚があって、いつしか諦めてた)



しかも、自分の体はその時に欲していなくても、関わってきてくれる時に、断ることをしたことがなかった。


そりゃぁ、好きな人の欲求は叶えてあげたいなって思っているから、(これもよくよく見たら、自己犠牲)

それも、実際のところ、「その時」が自分の「その時」だったかは、違うことも多かった。



それで、さとしくんから、その言葉が飛んできて(まぁ私の命が言わせたんだけど。)


全然、本望でないはずなのに、むしろ、その本望でないものを求めてる、行ってると認識されていたこと。



このことが、本当に本当に本当に。。。ショックだった。



だけど、これって、究極的に「自分の命を愛して大切にしてるか」が見えてきて、


「あぁ〜 一番肝心であろう「性」の部分で命を抑圧してしまっていたなぁ」と。



次の日の朝、とてもハートが軽くなって、これまで開いたことのない深い場所が開いていくのを感じることができた。


あぁ ココが開かないなぁ〜と薄々感じていた場所。

自分では方法もわからなくて、保留にしていたところ。


それは「性」の抑圧から解き放ってあげることで、やっとやっと開くことができたような。



私自身は、ここまで「性」のことが、ハートに関わっているとは思ってもみなかったので、


まさに鍵だったなぁと体感する出来事でした。



女性はどんなんだろう。自分の欲求、心から求めてるもの、伝えられているのかな。


すごく深いレベルで相手の期待に答えようとしていた自分。


とても繊細で、この感覚的なものを、どう伝えたら受け取ってもらえるのかな。


あなたと「ココ」で繋がりたいっていう場所。ハートの奥の、とても奥。




心底の望みを叶えてあげてないのは、命の虐待。自己愛から遠のいてる。



もうセックスを望んでない身体。望んでない意識。 


それを大事にした上で、さとしくんとこれからどこでつながるのか、

どこで出逢えるのか。 



私のパートナーシップのしばらくのテーマかな。





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